エポキシ変成シリコーン系弾性接着剤

EP001K

従来の硬くて脆いというエポキシ樹脂系接着剤のイメージを大きく変え、柔軟かつ強靭な特性を有し、より剝がれにくい接着剤へ⼤きく⾶躍した⼆液混合形エポキシ樹脂系の速硬化タイプ弾性接着剤です。

エポキシ変成シリコーン系弾性接着剤とは

海島構造となることにより、変成シリコーンの特⻑であるゴム状弾性とエポキシ樹脂の特⻑である種々の材料に対する接着性が得られます。

 

エポキシ樹脂を配しながらゴム状弾性を有することにより以下の特⻑をもちます。

  • 応⼒緩和性を有し熱ひずみを吸収
  • 線膨張率差の⼤きい異種材接着に対応
  • エポキシ樹脂の特⻑により種々被着材への接着に適⽤でき、優れたせん断、はく離強さを有する

⽤途提案

  • 弾性接着を必要とする⽤途
    ① 線膨張係数差の⼤きい異種材料の接着
    ② 振動部、応⼒変化の⼤きい箇所の接着
    ③ 冷熱サイクルなどの環境変化による内部歪の⼤きい箇所の接着
  • ⾼はく離、⾼せん断接着強さを要求される接着⽤途
  • 汎⽤プラスチック、エンジニアリングプラスチックの接着
  • 建築関係の部材の接着

⼆液混合吐出装置により⾃動化が可能

一般性状

物性

養⽣条件︓23℃50%RH×7 ⽇

冷熱繰り返しによる接着強さ(サーマルショック試験)

各種被着材に対する引張せん断接着強さ

AF:被着材と接着剤との界面破壊 CF:接着剤の凝集破壊 MF:被着材の破壊
※破壊状態の数字はその割合を示す