低温硬化形フレキシブル導電性接着剤

SX-ECA48 / SX-ECA52LL

従来の当社弾性接着剤『スーパーX』の接着耐久性の良さに加え、電気伝導性機能を付与した新しい弾性接着剤です。

特長

  • 室温での硬化が可能(硬化エネルギー低減、基材への影響小)で、加温により硬化促進が可能です
  • 非常に低い弾性率による、幅広い温度域でのフレキシブル基材への高い追従性を有します
  • 多くの熱膨張係数が異なる基材間で、良好な接着性と、優れたヒートサイクル性を有する事により、高い接着耐久性を保持します
  • 極めて少ないハロゲン含有量の為、様々な環境下でも優れた絶縁抵抗と導体抵抗を維持します(実測値10ppm以下)

一般性状

【SX-ECA48】

シールド特性[dB]

・硬化条件:23℃50%RH, 7d
・KEC法:硬化条件にて硬化させた接着剤シートを150×150mmカット。KEC法シールド特性測定システム(㈱テクノサイエンスジャパン製)により、1MHz~1GHzまでの電界シールド特性、及び磁界シールド特性を測定。
・同軸管法:ASTM D4935に準拠。硬化条件にて硬化させた接着剤シートを、外径12mm内径2.5mmの円盤型にカット。GPC7の治具にセットし同軸管タイプ シールド効果測定システムにより、1GHz~18GHzまでのシールド特性を測定。

圧縮圧力別体積抵抗率

・硬化条件:23℃50%RH, 7d
・測定機器:接触抵抗測定器(㈱インテスコ製)
・接着剤シート厚み:ECA48(220μm), ECA52LL(280μm)硬化条件にて硬化させた接着剤シートを、φ20mmの円型にカット。カットしたシートの厚みを厚み計で実測し、接触抵抗測定器にセット、印加電流1A, 印加電圧1Vを印加。荷重を5, 10, 50・・・Nと変化させて各荷重ごとの体積低効率を測定

用途例

ガスケット、フィルター、コネクター・ケーブル、窓、金属キャビネットなどのシールディングコンポーネント

通信ケーブルのノイズシールド

ソリューション01工程改善・省力化

ソリューション02熱対策

ソリューション03接合方法の変革

ソリューション04電子部品組立用接着剤

ソリューション05EV・バッテリー

ソリューション06インバーター/DCDC/DCAC