エポキシ変成シリコーン系弾性接着剤

EP001HT / EP001K

特長

  • 従来の接着剤では難しかったPBT・PPSを含めた各種エンジニアリング・プラスチックに対して高い接着性を有する他、非鉄金属同士や、プラスチックと金属といった異種材料の接着などにも良好な接着性を示します
  • 硬化被膜が柔軟かつ強靭で、弾性を有するため部材への追従性が良好です
  • 高粘度タイプの「EP001HT」では、これまで塗布が難しかった形状へも塗布が可能です

エポキシ変成シリコーン系弾性接着剤とは

 

海島構造となることにより、変成シリコーンの特長であるゴム状弾性とエポキシ樹脂の特長である種々の材料に対する接着性が得られます。

エポキシ樹脂を配しながらゴム状弾性を有することにより以下の特長をもちます。
・応力緩和性を有し熱ひずみを吸収
・線膨張率差の大きい異種材接着に対応
・エポキシ樹脂の特長により各種被着材への接着に適用でき、優れたせん断、はく離強さを有する

性状性能

・引張りせん断接着強さ
被着体 アルミA1100P 試験片サイズ 100×25×2.0 mm 接着面積 12.5mm×25 mm 接着厚み:0.1mm
硬化条件:23℃ 50%RH×1週間 引張速度:50mm/min 引張温度:23℃
・引張り強さ・伸び率
試験片サイズ :3号ダンベル 接着厚み:2 mm 硬化条件:23℃×1週間  引張速度:500 mm/min 引張温度:23℃

用途提案

二次電池のセルと筐体の接着

DCコンバーター筐体のシール

自動車のPBT部品

ソリューション01工程改善・省力化

ソリューション02熱対策

ソリューション03接合方法の変革

ソリューション04電子部品組立用接着剤

ソリューション05EV・バッテリー

ソリューション06インバーター/DCDC/DCAC

ソリューション07易解体、低エネルギー化